自分がこれまで購入、使用してきたコントローラーの中から、PC(Steam、Epic、GOG、その他)で使えるおすすめの製品5つをピックアップし、それぞれの良い所と悪い所をまとめてみました。
ゲーミングPCを購入したけどどのコントローラーを選んだら良いか分からない!、なんて人に参考になれば幸いです。
5位: F310r
Logicoolから発売されているPC用ゲームパッドの入門用とでも言うべき製品です。
価格は2020年12月末日現在、2000円を超えない程度で販売されています。
無線機能なし、振動機能なしと割り切った仕様ながら、ボタンの質感やアナログスティックの品質は中々良く、安物にありがちな暴走などが無い安かろう悪かろうとは評せない定番商品となっています。
欠点はトリガーの押し込みがかなり硬いこと。
原因はトリガーに使用されているスプリングが硬いためで、FPSの射撃やレースゲームのアクセルなど、トリガーを多用するゲームでは指が反発で疲れやすいです。
悪い点
- 有線でしか使用できない
- 振動機能が付いていない
- トリガーがかなり硬く指が疲れる
良い点
- 価格が安い
- 重量が軽い
- MODEボタンで十字キーとアナログスティックを置換できる
- DirectInputとXInputを切り替えられる
4位: F710r
こちらもロジクールから発売されているコントローラーです。
先程紹介したF310の上位製品で、接続は有線接続から無線接続に、振動なしが振動ありに変更されています。
駆動は単三電池2本です。
F310の良い点と悪い点をそのまま受け継いでおり、トリガーの硬さを気にするのであればおすすめできる製品ではありません。とにかく硬いのです。
G-clusterという、一時期投げ売りされていたクラウドゲームサービスの基本セットに同梱されていたことがあり、メルカリ等では2000円弱で出品されていることが多いです。
悪い点
- トリガーが硬く指が疲れる
- 電池収納部分が出っ張っていて、指の収まりが悪い
- 定価で購入するのであれば他を選んだ方が良い
良い点
- PC用では珍しいPSレイアウトを採用している
- MODEボタンで十字キーとアナログスティックの機能を置換できる
- DirectInputとXInputを切り替えられる
3位: EDGE 301
HORIから発売されている有線接続コントローラーです。
発売当時は箱コンを置き換えられる製品となりえるか、と話題になりました。
TURBOボタンを搭載しており、全てのボタンに連射設定を割り当てられます。他社製品にはなかなか無い機能ですし、必要な人にとっては唯一に近い選択肢と言えると思います。
トリガーが薄くペコペコしていたのが残念でした。
2500円程度で購入できましたが、現在は生産が終了しており、入手性が悪くなっています。
悪い点
- トリガーがボタンのように薄く繊細な操作ができない
- 生産が終了しており入手性が悪い
良い点
- TURBOボタンを搭載、全てのボタンを連射可能
- PC用では珍しいPSレイアウトを採用している
2位: DUALSHOCK 4
ご存知、PlayStation 4に付属するコントローラーです。
有線、またはBluetoothでの無線接続でPCで使用することが出来ます。
Xbox OneコントローラーとDUALSHOCK 4、どちらも甲乙つけがたい(好みが分かれる)製品ですが、XInputに正式対応ではないという理由で2位にしました。
基本的には外部ドライバを当てて使用することになるため、ソフトウェア面での安定性はXbox Oneコントローラーに劣っています。
悪い点
- XInputに正式対応ではない
良い点
- 重量が軽い
- 有線・無線(Bluetooth)両対応
- リチウムイオンバッテリー搭載
- 定番中の定番の一つ
1位: Xbox One コントローラー
Xbox Oneに付属するコントローラーです。初期版は専用の無線ドングルが必要でしたが、Xbox One S登場時にリニューアルされBluetooth接続にも対応しました。
コントローラー選びに迷ったのならこれを買えば間違いありません。ハード的にもソフト的にも、これに叶う製品はPC向けでは存在しないと言ってもいいでしょう。
6000円とやや値は張りますが、それでも迷ったらこれを買え!と言っておきます。
欠点は強いて言えば、リチウムイオンバッテリーを内蔵せず、単三電池2本での駆動である点ですが、
マイクロソフト的には、劣化でバッテリー容量が減り耐用年数が短いリチウムイオンバッテリーよりも、エネループ等を使った方が色々と汎用性が高いということなのでしょう。
悪い点
- 単三電池2本を入れるとかなりの重さになる
良い点
- 事実上、PC用コントローラーの標準製品
- 有線・無線(Bluetooth)両対応
- これを買っておけば間違いない