Fire TV Stickのスリープに悩まされたので、その設定を変更する手順の備忘録を。
変更した理由
スリープになっては困る場面で勝手にスリープする自体が多発したためです。具体的には、動画視聴中やKodi(DLNAクライアント)で音楽を再生している時。気分をアゲてる時に突然画面が真っ暗になりやがるのです!
スリープに入るまでの時間は標準で20分のようですが、その間までに操作していない扱いになってるのでしょうか。
端末上で変更できるのはスクリーンセーバー開始までの時間だけです。消費電力は多少増える(ちなみに、Fire TV Stickの電源アダプタは5V2Aです)でしょうけど、スリープ自体をオフにして対処しようと思います。
ADBコマンドで変更できる
検索したところ、スリープまでの時間はADBコマンドで変更できるようです。
事前準備として、PCからADBコマンドを使用するために[My Fire TV]→[開発者オプション]以下にあるADBデバッグをオンにしておきます。
[My Fire TV]→[バージョン情報]以下のネットワークの欄から、IPアドレスをメモします。接続時に必要になります。
adblinkから設定を変更する
[sc_Linkcard url=”http://jocala.com/”]ADBコマンドをGUIを通して実行できるツール「adblink」を使います。
先ほどメモしたFire TV StickのIPアドレスをAd Hoc IPの欄に入力して接続(Connect)します。その後、Fire TV Stickの画面上で「USBデバッグを許可しますか?」と尋ねられるので、OKを選択。
メニューバーの[Utility]→[Set Timer]から時間を変更。単位は1msecです。例えば60000なら1分でスリープすることになりますね。